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番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想返信 - あっぷるぱい

2017/03/01 (Wed) 19:59:33

<拍手返信 アッキーさん>

>>あっぷるぱいさんが姿を消していた間に、私も技巧を磨き、ちょっと追いついた気がしていたけど、全然そんなことはなかったZE!
>>流石は原作HP技巧派四天王・・・いつでも先をいかれてる・・・ッ!
>>メチャクチャやってるのにプレイングの質が高くて、嫉妬するしかないクオリティだぜえええええええええッ!!!(挨拶)

個人的には、必死こいてアッキーさんに追い付こうとあがいてるって気分なんだけどね!
(全然追いつけている気がしないけど)
今回の執筆で、定期的に文章を書き続けないと腕が落ちる、ということを強く感じました。なんというか、すごく書くのに苦労した!
ちゃんと継続して書かないとダメだねぇ……。

というわけで、感想ありがとうございます!


>>作業服の男とフォークリフトでデュエルという、ちょっと変わった始まり。
>>導入からして興味を持たせてくれますね・・・・・・ってラビエル!?
>>(この時点で、「ああ、プロジェクトシリーズだ!」と頷く)

プロジェクトシリーズはもう二度と書かないと思ってたのに、こうして書くことになっちゃいました。人生、何が起こるか分からないぜ!
久々に書いたせいで、色々と感覚を忘れてしまっていて大変でした。
とりあえず、ちゃんと書き上げた自分をほめてあげたい。


>>鷹野さんが師匠キャラに! ポニテ道着、ヨーガスタイル! 美しい!
>>象がデュエルする小説は書いたことがありますが、象に乗ってデュエルする小説を書いたことはなかったなァ。
>>そして《時の飛躍》は強い。やはり強い。

今回、どういう話にしようか迷った末に、「鷹野さんの弟子がパラコンと戦う」という内容に決まり、鷹野さんはめでたく師匠キャラとなりました。
いつも通り、パラコンと鷹野さんが普通にデュエルする、という案もあったけど、さすがにもうさんざんやったネタなのでパス。

象がデュエルする小説……って、文面にするとインパクトがすごい。
そういえば、アッキーさんのブログを見て、最初に読んだ小説がその小説だったと思います。懐かしい。
時の飛躍の強さはもう、ね。色々と強すぎる! OCG化したら、どんな効果になるのやら。


>>>特定の種族のモンスターの名を1時間以内に100種類以上書き出す
>>>特定のレベルのモンスターの名を1時間以内に100種類以上書き出す
>>>特定のテキストを持つカードの名を1時間以内に100種類以上書き出す
>>このあたりは内容がマトモというか、実際やってみてもいいかもしれないと思える稽古で、きちんと師匠やっていると感心。
>>おそらく黎川師匠から受け継いだスタイルと思われる!

この辺はまともな内容ですね。画面の前のみんなも試してみよう!
なんだかんだできちんと師匠をやってる鷹野さんです。
黎川さんも同じ稽古を鷹野さんにつけたんでしょうね。


>>>ソリッドビジョンで作られた仮想デュエリスト100人とデュエルする
>>これもデュエルのゲームをプレイするようなもので、真っ当な内容。
>>ソリッドビジョンってホント便利。科学の力ってすっげー!

ソリッドビジョンはいくらでも応用が利きます。便利!
この辺もまだまだ真っ当な稽古内容です。
これくらいで済ませておけばいいのに、余計なものを付け足すのがあっぷるぱい。


>>>生卵を一気飲みする稽古
>>このあたりから話が怪しくなってくる・・・。

生卵の一気飲みでデュエルは強くなるか否か!?
答えはあっぷるぱいにも分かりません(殴
答えを知ってる方は是非ともコメントください。


>>>超高難度の詰めデュエル100問を1時間以内に全問解く
>>内容はマトモだけど、物理的に無理じゃないでしょうか!?
>>
>>・・・・・・いかんいかん、ツッコミを入れ続けたら日が暮れる。

いちいち極端すぎるというね。
問題数を減らすか制限時間を増やさないとダメだぞ!
いや、俺だったら余裕で行けるよ! という方は是非ともコメントください。


>>今回の主人公こそ斉場チユ。
>>程よく尖っていて、しかしストーリーを妨げないキャラ濃度。
>>どういう関係かと思えば、轟桃花つながり。

鷹野さんの弟子、ということで登場した新キャラ・斉場チユ。
大まかな設定だけ考え、性格とか細かい設定はほとんど決めず、ぶっつけ本番で書いた結果、ご覧の結果となりました。
プロジェクトシリーズにおいては、比較的常識人の方かな。
(※比較対象はパラコンや鷹野さんです)

轟桃花つながり、ということにしたのは、轟桃花のその後を書きたかったから、という理由が大きいです。
前作(プロジェクトLD)での彼女の扱い方について、色々と悔いが残ってまして……。
あのまま放置しておくのは良くない、と思い、じゃあ、その後どうなったのか書こう、ということで、今回登場することになりました。


>>鷹野さんのことは諦めたのかな?と思っていたら、なかなか壮絶なデュエルをしていたようで・・・。朝日版の牛尾さんとの対決を思い出しますね。
>>そしてアルカトラズが伏線になっていたとは!

轟さんと鷹野さんは、壮絶なデュエルをしてたのです。どんな内容なのかは私にも分からない!(何も考えてないから)
そういえば、牛尾さんとの対決は、アニメでは変わってるんでしたっけ? さすがに、お札にナイフぶっ刺して取り合うゲームは放送できなかったか……。

そして、あっぷるぱいは、この時はじめて気がつく!
アルカトラズのくだりが、ラストの道場爆破シーンの伏線として機能していることに!

いや、マジで今になって気づいた! そうだ、これ伏線として機能してるよ! ビックリ!
たぶん、アッキーさんに言われなかったら、一生気づかなかったと思う!(蹴

……何も考えず、その場のノリで書いてるのがバレバレですね。


>>伏線といえば、パラコン先輩は丁寧に敗北フラグを立てていきますねぇ。
>>ぶっちゃけ最初はチユさんが負けるのでは?と思っていたのに。
>>《メガ・ゴキボール・ドラゴン》の時点で腹筋に大ダメージでしたが、《電Gシールド》と《改造G限爆弾》の時点で、一周まわって感動するレベル。

パラコン、良いところまで行きましたが、勝てませんでした。
すっかり敗北フラグを立てるのが上手くなっちゃったなぁ。
ゴキブリオリカについては、名前考えるのが非常に大変でした。
メガ・ゴキボール・ドラゴンについては、もうちょっと捻った名前にしたかったなぁ。


>>しかしながら今回、三幻魔より驚愕の、ズァーク! ズァーク! ズァーク!
>>まさかズァークを正規の手順で出してくるとはねーー!!
>>驚いたというより感動が勝るのは、アニメで置き去りにされっぽいズァークさんが3体も展開されるという、これがリスペクトに対する感動か・・・!

頑張ってズァーク3体並べたぞ! 考えるのも書くのも推敲するのもめっちゃ大変だった!
まあ、新ルールでは再現不可能だけどな!
せっかく頑張って書いたこの展開も、新ルールの影響で、すでに「過去の物」でしかないというのがね……。
でも、ここまでやったんだ、悔いはない!

アニメのズァークさんは、どうにか救済してほしいものです。お願いだから見捨てないで!


>>しかし三幻魔どころかズァーク3体まで1ターンで吹き飛ばすとは、やっぱりパラコンって強いんじゃ~ん!

パラコン、なんだかんだ言って強いです。
彼がここまで強くなるとは、私も予想外!


>>ラストの《スマイル・ワールド》は読めなかった!!チキショオ!
>>《サイバー・チュチュ》がフィニッシャーになるということをタイトルで示しておきながら、その具体的な手順は最後まで引っ張る・・・負けた・・・私の完全敗北だ・・・!
>>かつてここまで《スマイル・ワールド》が輝いたデュエルがあっただろうか!
>>《スマイル・ワールド》だからこそ出来る戦術! 素晴らしすぎる!

《スマイル・ワールド》は《サイバー・チュチュ》のためにこそある!
《スマイル・ワールド》ならば、《サイバー・チュチュ》の直接攻撃能力を阻害せずに強化できるぞ!
さあ、みんなも《スマイル・ワールド》と《サイバー・チュチュ》をデッキに入れようぜ!

いやあ、前々から、《サイバー・チュチュ》を上手いこと活かせるカードはないか、と思っていたら、《スマイル・ワールド》という、まさに《サイバー・チュチュ》のためのカードとしか思えないカードが登場しちゃったんですよね。
というわけで、《サイバー・チュチュ》と《スマイル・ワールド》のコンボで逆転勝利するデュエルが生み出されました。
満足していただけたのなら何よりです!

……え? 《サイバー・チュチュ》じゃなくて、《マジック・ストライカー》みたいな特にデメリットの無いダイレクトアタッカーを使えば、《スマイル・ワールド》にこだわる必要ないって?
それを言っちゃあオシマイだ!


>>それにしても今回、鷹野さんがパラコンにデレまくってたなァ(萌
>>試験にかこつけてイチャイチャしやがって・・・。
>>「私強いアピール」は、照れ隠しにしか見えなかった!

なんだかんだで鷹野さん、パラコンのことは決して嫌ってはいないでしょうね。
永久にイチャイチャするがよい。

「私強いアピール」は照れ隠しの可能性もあるけど、彼女の性格上、そういうの関係なしに本気で自分の強さをアピールしてる可能性も捨て切れない……。
本当のところどうなのかは神のみぞ知る!


>>前にも言った気がしますが、嫌いな男を奴隷にしたくないし、奴隷にするならパラコンみたいに悪あがきする男を屈服させたいものですよね(確信
>>(それが一般的な意味での恋愛なのかはコナミさんの裁定に託します)

Q:悪あがきする男を屈服させたいという気持ちは、一般的な意味の恋愛ですか?
A:弊社では恋愛について考察いただく事も遊戯王OCGの楽しみ方の一つとさせて頂いております。

たぶん、こんな感じの答えが返ってくるに違いない(蹴
いやまあ、恋愛なんてものは人の数だけ答えがあるというものであって(以下略


というわけで、感想ありがとうございました!

番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想 - 豆戦士

2017/03/03 (Fri) 10:19:28

 日曜日の24:00ごろ、おっプロジェクトシリーズの新作あるなーと思い、まあ30分くらいあれば読めるだろうと軽い気持ちで読み始めたら、最低でも1時間分くらいの分量があって、しかも密度がすごい濃いせいで実際には読み終わるまで2時間かかって、読み終わった後も興奮で5時間寝られなくて、結局徹夜した豆戦士です。

 あっぷるぱいさんが満を持して小説出したらこうなるのは、ナイトメアデュエルのときで分かっていたはずなのに! なにも反省していない!

 というわけで豆戦士です。あっひゃあああああああああ、あばばばばばばばばばばばってくらい面白かったです。やべーよ、これやべーよ…………。


 ボケとツッコミがある普通のギャグとも、ボケのみが畳みかけられる普通(?)のカオスギャグとも異なり、ツッコミ役はちゃんと居て適切にツッコんでいるにも拘わらず、ツッコミ不在のギャグカオスの様相を呈しているのも凄まじい。
 こういうの、商業非商業合わせても本当に稀有なのよな……。そここそプロジェクトシリーズの大いなる魅力であり、よく思いついて形にできるなこんなの……すげーよすげーよ、って感じです。

番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想 - 豆戦士

2017/03/03 (Fri) 10:20:04

 常識人でありながら、デュエルの腕に関しては常識人の壁を打ち破った新キャラ、斉場チユちゃん!
 その名前で《サイバー・チュチュ》が切り札という、そこだけ見るとこってこての設定であるにも関わらず、まさかそれが最後にあんな凄まじい形で効いてくるとはね……。

 1戦目のデュエル、《サイバー・チュチュ》がマイフェイバリットカードであることを示しておくだけでなく、《時の飛躍》を登場させておくことにより、2戦目でチユちゃんがオリカを使うことの免罪符にしている…………とか思ってしまうのは、職業病というか、なんというか。

 それにしても、やっぱり《時の飛躍》はずるいよね……。
 そのずるすぎる効果のせいで、1度でも使用を許してしまうと、ピンチがピンチに見えなくなってしまうというリスクを抱えているカードですが、2戦目のラストターンは、《改造G限爆弾》があることによって、《時の飛躍》を使うとスキップされたエンドフェイズの間に死ぬので、《波動キャノン》+《時の飛躍》+《時の飛躍》+《時の飛躍》といったような抜け道を塞いでいるのは「あっ……うまいぞ」って感じでした。
 ただし、果たして本当にスキップされたエンドフェイズの間に死ぬのかは誰にも分からない! 裁定待ちだZE!


 パラコンボーイ、何度も鷹野さんに挑みつつ全く勝てないという、扱いとしては完全に雑魚キャラでありつつも、ふと鷹野さんを離れて世間一般的に見ると、実はめちゃくちゃ強い、というのはものすごく好きな豆戦士です。
 ポケ○トモンスター(アニメ)のロケ○ト団しかり、なんかそういうの、滾るよね!

 柊柚子(アニメキャラ)に負けたのは仕方ないかなぁという気がしますが、今回とうとう鷹野さん以外のオリキャラにもガチデュエルで負けてしまったパラコンボーイ。強キャラがぽんぽん負けるとアイデンティティーを失うが、大丈夫か……?
 まあ、ラストターンの《電Gシールド》や《改造G限爆弾》で、全力でファイナルターンのお膳立てをするやつ、パラコンボーイじゃないと担えない役回りではあるけれどもね!


 そして、パラコンボーイやチユちゃんよりも圧倒的に格上の存在たる、ノリノリ鷹野さん。もうこれ、いま決闘学園とコラボしたら勝てる気しねぇよ……。
 番プロ2で負けせてしまったの本当に申し訳ない……。とは思いつつも、当時は、番プロ1で鷹野さんに最初に「そういうイメージ」を付けさせたのはあっぷるぱいさんだからな! 俺は悪くねぇ!
 ほら、あれですよ、遊戯王が他のカードゲームアニメと一線を画する良いところって「勝ちそうなイメージの方が実際に勝つ」ところな気がするからさ!

番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想 - 豆戦士

2017/03/03 (Fri) 10:20:44

 そしていよいよ、やっべえええええええ頭おかしいいいいいいこと、2戦目のデュエル!

 残りライフ100! ジャストキル! オリカはあるとはいえ、「恣意的な攻撃力/守備力設定」は1つもないのが流石すぎる……。
 ex.《一角Gのホーン》に攻撃力300アップ効果がついてるとか、《メガ・ゴキボール・ドラゴン》の攻撃力が除外したモンスターの数×1100だったりとか、そういうの。

 ガイアとか、HEROとか幻魔とか、ドラゴエクィテスとかワンハンドレッドアイとか、魔術師もEMも魔導剣士も覇王眷竜も捕食植物もそうだし、チユちゃんの使うカードを、歴代主人公やラスボス級のカードになるべく特化させるというポリシーも素敵。《サイバー・チュチュ》だって元はと言えば明日香のカード。
 これめちゃくちゃ難易度高いと思うのよね……。しかも、「Arc-V=今までのシリーズ総出演の集大成」というアニメのコンセプトとも噛みあっているのがやばすぎます。
 竜剣士……? はて、なんのことでしょう。

 ズァーク3体やっべえええええ! しかもうち2体はフィールド融合、アストログラフさんもクロノグラフさんも使わずにとか凄まじすぎる……!

 ……と思って遊戯王Wikiの《覇王龍ズァーク》の項を見てみると、

> 竜剣士であれば竜剣士ペンデュラムモンスターを利用して融合素材となる融合・シンクロ・エクシーズモンスターを揃えられるのでフィールド融合すら可能になる。 
> 同様に【オッドアイズ】の場合もオッドアイズペンデュラムモンスターを絡めることで融合素材となる融合・シンクロ・エクシーズモンスターを揃えられるのでフィールド融合も容易い。

 と書いてあって、OCGこえぇ……ってなった豆戦士です。

 そして極めつけは、ガッチガチのパラコン封殺からのスマイルワールドおおおおおおおおおおおお! サイバー・チュチュがマイフェイバリットカードってそういうことかあああああああ!
 ズァークとスマイルワールドという、Arc-Vの2代キーカードをフル活用しているあたり、まさにArc-Vの集大成! って感じで、もうとにかくとんでもなく凄まじかったです。これぞエンタメデュエル。これは笑顔になっても仕方ない。
 先述の「歴代主人公やラスボス級のカード総出演」という、Arc-Vの過去作集大成感を表現したデュエル構成と合わせて、Arc-Vの魅力を全力で表現しきった、まさに二次創作の鑑とも言える一作でした。これを読んで、「Arc-Vってこんなに面白い作品だったんだ……!」と再認識することができました。
 ……はたして、Arc-Vの魅力を表現するとは、こういうことでいいんだっけ? とは思わなくもないですが、深く考えてはいけないぜ!

 私も「《スマイル・ワールド》の攻撃力アップが300くらいだったら色々応用効くのになー」とか考えたことはありますが、「なら3回使えばいいじゃない!」という発想は素敵すぎる! しかも回収手段が遊矢のシンクロ次元でのキーカードという綺麗さ。
 ……同じく遊矢のカードである《マジカル・スター・イリュージョン》を使えば、もっと効率的にお互いのモンスターの攻撃力をアップできたのでは? とか言ってはいけないぜ!

 ……そういえば、ラストターン直前のチユちゃんが追い詰められるシーン、「ライフポイントを回復すれば逃れることができるけど……、あたしのデッキにはそれだけたくさんのライフを回復する手段はない」って一節が抜けてませんか?
 いや、これを「抜けてませんか?」って表現するのは流石にどうなんだよって気は大いにしますが。伝われこの感覚。


 この超絶技巧デュエル……まさに、あっぷるぱいさんの、そしてプロジェクトシリーズの真骨頂という感じでした。
 ……ふと、「このお話を読む前に、以下のお話を読んでおくことを推奨します。」に挙げられている最初のほうのプロジェクトシリーズを読み返してみると、デュエルがシンプルすぎて驚く……。あれプロジェクトシリーズってこんな感じだったっけ……。
 ドラ○ンボールに例えるなら、原作第1巻の最初期から、最新の宇宙サバイバル編のごときインフレーション! まさに少年漫画の鑑と言っても過言ではない!

 触発された! 大いに触発された! 私もいい加減にマジで何かデュエル小説を書かなければ!

 もう、この超絶技巧路線だとあっぷるぱいさんに勝てる気がしないので、私にしかできない新たな道を模索追求せねばなるまいな……。


 というわけで、例によって例のごとく、青天井にめちゃくちゃ傑作な一本を、ありがとうございました!!!

Re: 番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想返信 - あっぷるぱい

2017/03/03 (Fri) 22:29:17

>豆戦士さん

>> 日曜日の24:00ごろ、おっプロジェクトシリーズの新作あるなーと思い、まあ30分くらいあれば読めるだろうと軽い気持ちで読み始めたら、最低でも1時間分くらいの分量があって、しかも密度がすごい濃いせいで実際には読み終わるまで2時間かかって、読み終わった後も興奮で5時間寝られなくて、結局徹夜した豆戦士です。

軽く読める短編を書いたつもりが、色々詰め込んでたらあの長さと密度になってしまいました。
何かが間違っている気がします。
ともあれ、興奮していただけたのなら何より!

というわけで、感想ありがとうございます!


>> あっぷるぱいさんが満を持して小説出したらこうなるのは、ナイトメアデュエルのときで分かっていたはずなのに! なにも反省していない!
>> というわけで豆戦士です。あっひゃあああああああああ、あばばばばばばばばばばばってくらい面白かったです。やべーよ、これやべーよ…………。

ありがとうございます!
久々のプロジェクトシリーズ、どうなることかと思いましたが、楽しんでいただけたようで、とりあえずは一安心です。
書いて良かったー!


>> ボケとツッコミがある普通のギャグとも、ボケのみが畳みかけられる普通(?)のカオスギャグとも異なり、ツッコミ役はちゃんと居て適切にツッコんでいるにも拘わらず、ツッコミ不在のギャグカオスの様相を呈しているのも凄まじい。
>> こういうの、商業非商業合わせても本当に稀有なのよな……。そここそプロジェクトシリーズの大いなる魅力であり、よく思いついて形にできるなこんなの……すげーよすげーよ、って感じです。

ツッコミがいるのにツッコミ不在とはカオス以外の何物でもないな!
しかし、そういうのがこのシリーズの魅力なのか……なるほどー。
いや、こういう風に、長所というか魅力というか、そういうのを具体的に挙げていただけると、とても助かります。今後書く上で参考になります。
(自分の長所って、自分で見つけ出そうと思っても、なかなか上手く行かないのよね……)


>> 常識人でありながら、デュエルの腕に関しては常識人の壁を打ち破った新キャラ、斉場チユちゃん!
>> その名前で《サイバー・チュチュ》が切り札という、そこだけ見るとこってこての設定であるにも関わらず、まさかそれが最後にあんな凄まじい形で効いてくるとはね……。

今回の新キャラ・斉場チユ。どうにもしっくり来る名前が思いつかなかったので、《サイバー・チュチュ》から取った名前となりました。
決して名前考えるのがめんどくさくてテキトーにつけたとか、そういうことではない! 断じて!


>> 1戦目のデュエル、《サイバー・チュチュ》がマイフェイバリットカードであることを示しておくだけでなく、《時の飛躍》を登場させておくことにより、2戦目でチユちゃんがオリカを使うことの免罪符にしている…………とか思ってしまうのは、職業病というか、なんというか。

ぶっちゃけてしまうと、1戦目のデュエルは最初、書く予定がなかったんですよね。
序盤の稽古の内容は、最初の予定ではたしか、「命綱無しでエンパイアステートビルをよじ登る」とかいう内容だったはず。
結局、それは小説で書くの難しいし、デュエル関係ない! ということで、1戦目のデュエルを書くことになりました。
(エンパイアステートビルのネタは、轟さんのラストデュエルの方へ流用)

《時の飛躍》を出したのは、手っ取り早く1キルに持っていけるから、という理由が大きいですね。
(2戦目が長いデュエルなので、1戦目は手早く終わらせたかった)
結果的にこれが、2戦目のデュエルの伏線として機能することになりました。


>> それにしても、やっぱり《時の飛躍》はずるいよね……。
>> そのずるすぎる効果のせいで、1度でも使用を許してしまうと、ピンチがピンチに見えなくなってしまうというリスクを抱えているカードですが、2戦目のラストターンは、《改造G限爆弾》があることによって、《時の飛躍》を使うとスキップされたエンドフェイズの間に死ぬので、《波動キャノン》+《時の飛躍》+《時の飛躍》+《時の飛躍》といったような抜け道を塞いでいるのは「あっ……うまいぞ」って感じでした。
>> ただし、果たして本当にスキップされたエンドフェイズの間に死ぬのかは誰にも分からない! 裁定待ちだZE!

《時の飛躍》は強い! まったく異議なしでございます。
OCG化したら別物になっちゃいそうですねー。

2戦目のデュエルのラストターン、時の飛躍によるターンスキップで死ぬか否かは……まあ分からないね!
何しろ現実に存在しないカードなので、裁定もクソもない!
あのラストターンで時の飛躍を使ってたらどうなってたんだろう?
(例によってあっぷるぱいは、深いところまで考えてません)


>> パラコンボーイ、何度も鷹野さんに挑みつつ全く勝てないという、扱いとしては完全に雑魚キャラでありつつも、ふと鷹野さんを離れて世間一般的に見ると、実はめちゃくちゃ強い、というのはものすごく好きな豆戦士です。
>> ポケ○トモンスター(アニメ)のロケ○ト団しかり、なんかそういうの、滾るよね!

視点を変えると、パラコンも強キャラとなるのだ!
というわけで、斉場チユの視点から見たパラコン、という感じで、これまでとはちょっと違ったお話になっていたのではと思います。
……え? なんやかんやでパラコンが負けるから、結局いつもと変わらないって? それを言っちゃあオシマイだ!


>> 柊柚子(アニメキャラ)に負けたのは仕方ないかなぁという気がしますが、今回とうとう鷹野さん以外のオリキャラにもガチデュエルで負けてしまったパラコンボーイ。強キャラがぽんぽん負けるとアイデンティティーを失うが、大丈夫か……?
>> まあ、ラストターンの《電Gシールド》や《改造G限爆弾》で、全力でファイナルターンのお膳立てをするやつ、パラコンボーイじゃないと担えない役回りではあるけれどもね!

もはやパラコンは、自分が勝つよりも、相手に勝たせるのが上手いデュエリスト、という立ち位置になってきちゃってますね。ある意味これもスキルなのか?
いや、彼だって強いはずなんですよ! ただ、ストーリーの都合上、どうしても勝つことができないというだけであって、弱いというわけではない! きっとそうだ!


>> そして、パラコンボーイやチユちゃんよりも圧倒的に格上の存在たる、ノリノリ鷹野さん。もうこれ、いま決闘学園とコラボしたら勝てる気しねぇよ……。
>> 番プロ2で負けせてしまったの本当に申し訳ない……。とは思いつつも、当時は、番プロ1で鷹野さんに最初に「そういうイメージ」を付けさせたのはあっぷるぱいさんだからな! 俺は悪くねぇ!
>> ほら、あれですよ、遊戯王が他のカードゲームアニメと一線を画する良いところって「勝ちそうなイメージの方が実際に勝つ」ところな気がするからさ!

本編では無敗の鷹野さんですが、そういえばコラボ番外編ではよく負けてましたね。
いや、鷹野さんが天神さんに勝つイメージが全く湧かなかったんですよ! それで、番プロ1はああいう形になっちゃったわけで……。
まあ、そのせいで「鷹野さんはコラボだと負ける」というイメージが付いちゃったわけであってだな……。

今の鷹野さんが決学シリーズの面々と戦ったらどうなるんでしょう?
決学シリーズの面々もきっとあの頃より強くなってるはずだし……。
うーん、想像がつかない!


(続く)

Re: 番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想返信 - あっぷるぱい

2017/03/03 (Fri) 22:31:40

(続き)

>> そしていよいよ、やっべえええええええ頭おかしいいいいいいこと、2戦目のデュエル!
>> 残りライフ100! ジャストキル! オリカはあるとはいえ、「恣意的な攻撃力/守備力設定」は1つもないのが流石すぎる……。
>> ex.《一角Gのホーン》に攻撃力300アップ効果がついてるとか、《メガ・ゴキボール・ドラゴン》の攻撃力が除外したモンスターの数×1100だったりとか、そういうの。

どうにかこうにか、色々とやりたいことをぶち込んだデュエルが完成しました。調整するのメッチャ疲れた!

最初はもっと御都合オリカがたくさん使われてたんですが、色々やってく内に、既存のカードで充分だ、ということに気づいていき、必要最小限のオリカで済ませることができました。
《ブラック・ホール》、《魂吸収》、《大欲な壺》あたりは、最初オリカで済ませていたのが既存のカードに置き換わった部分ですね。


>> ガイアとか、HEROとか幻魔とか、ドラゴエクィテスとかワンハンドレッドアイとか、魔術師もEMも魔導剣士も覇王眷竜も捕食植物もそうだし、チユちゃんの使うカードを、歴代主人公やラスボス級のカードになるべく特化させるというポリシーも素敵。《サイバー・チュチュ》だって元はと言えば明日香のカード。
>> これめちゃくちゃ難易度高いと思うのよね……。しかも、「Arc-V=今までのシリーズ総出演の集大成」というアニメのコンセプトとも噛みあっているのがやばすぎます。
>> 竜剣士……? はて、なんのことでしょう。

チユさんデッキは、なんだかんだ詰め込んでいく内に、歴代主人公やラスボス級のカード中心のデッキとなりましたね。
こいつらを自然な感じで繋いでいくのが大変だった……!
やり方を間違えると、残りライフ100もジャストキルも成立しなくなるので、非常に苦労しました。
……正直、残りライフ100とジャストキルにこだわったせいで、余計に苦労した気がしなくもない。

竜剣士に関しては見逃してください。
いや、構成する上で、とても便利なカード群だったんですよ!


>> ズァーク3体やっべえええええ! しかもうち2体はフィールド融合、アストログラフさんもクロノグラフさんも使わずにとか凄まじすぎる……!

頑張ってズァーク3体並べたぞ! やったー!
まあ、新ルールでは再現不可能だがな! オーマイガッ!
けど、やりたいことはやれたから悔いはない!


>> ……と思って遊戯王Wikiの《覇王龍ズァーク》の項を見てみると、
>>> 竜剣士であれば竜剣士ペンデュラムモンスターを利用して融合素材となる融合・シンクロ・エクシーズモンスターを揃えられるのでフィールド融合すら可能になる。 
>>> 同様に【オッドアイズ】の場合もオッドアイズペンデュラムモンスターを絡めることで融合素材となる融合・シンクロ・エクシーズモンスターを揃えられるのでフィールド融合も容易い。
>> と書いてあって、OCGこえぇ……ってなった豆戦士です。

そうなんですよね。単にフィールド融合するだけなら、割とどうにでもなるんですよね。
竜剣士を使ってもいいし、オッドアイズを使ってもいいし、覇王門の効果を使ってもいいし。
手段は色々あります。OCGの可能性は無限大だぜ!

そうなってくると問題は、「どうやって展開するか」というより、「どの方法を使って展開するか」ということになってきます。
色々と模索した結果、今回のお話のような展開となりました。
ホント疲れた……。考えるのも疲れたし、書くのも推敲するのも疲れた……。


>> そして極めつけは、ガッチガチのパラコン封殺からのスマイルワールドおおおおおおおおおおおお! サイバー・チュチュがマイフェイバリットカードってそういうことかあああああああ!
>> ズァークとスマイルワールドという、Arc-Vの2代キーカードをフル活用しているあたり、まさにArc-Vの集大成! って感じで、もうとにかくとんでもなく凄まじかったです。これぞエンタメデュエル。これは笑顔になっても仕方ない。

ズァーク3体展開! もそうですが、《サイバー・チュチュ》+《スマイル・ワールド》のコンボもやりたかったこと!
《スマイル・ワールド》は《サイバー・チュチュ》のためにこそあるのだ!
というわけで、ARC-Vの2大キーカードを活用したデュエルとなりました。
満足していただけたのなら何よりです!


>> 先述の「歴代主人公やラスボス級のカード総出演」という、Arc-Vの過去作集大成感を表現したデュエル構成と合わせて、Arc-Vの魅力を全力で表現しきった、まさに二次創作の鑑とも言える一作でした。これを読んで、「Arc-Vってこんなに面白い作品だったんだ……!」と再認識することができました。
>> ……はたして、Arc-Vの魅力を表現するとは、こういうことでいいんだっけ? とは思わなくもないですが、深く考えてはいけないぜ!

書いてる最中はあまり意識しませんでしたが、書き終わってみると、ARC-Vの過去作集大成感をリスペクトしたような感じになってますね。
「過去作集大成っぽいデュエルにしよう!」と意識してやったわけじゃなく、なんか色々とやりたいことをぶち込んでいったら、最終的にあんな感じになっちゃったんですよね。
まったく、デュエル構成ってのはホントに何が起こるか分かんないぜ!


>> 私も「《スマイル・ワールド》の攻撃力アップが300くらいだったら色々応用効くのになー」とか考えたことはありますが、「なら3回使えばいいじゃない!」という発想は素敵すぎる! しかも回収手段が遊矢のシンクロ次元でのキーカードという綺麗さ。
>> ……同じく遊矢のカードである《マジカル・スター・イリュージョン》を使えば、もっと効率的にお互いのモンスターの攻撃力をアップできたのでは? とか言ってはいけないぜ!

ラストターンの《スマイル・ワールド》コンボについては、ドゥローレンを使った無限ループを利用して連続発動する! なんてことも考えましたが、複雑になっちゃうので、魔導剣士を利用しての連続発動、という展開に落ち着きました。
結果的に、よりARC-Vっぽさ(というか遊矢っぽさ)が強くなったなと思います。

まあ、《マジカル・スター・イリュージョン》を使った方が効率が良いのは否めないね!
さらに言えば、《サイバー・チュチュ》にこだわる必要もないけど、それは言っちゃいけない!


>> ……そういえば、ラストターン直前のチユちゃんが追い詰められるシーン、「ライフポイントを回復すれば逃れることができるけど……、あたしのデッキにはそれだけたくさんのライフを回復する手段はない」って一節が抜けてませんか?
>> いや、これを「抜けてませんか?」って表現するのは流石にどうなんだよって気は大いにしますが。伝われこの感覚。

たしかに抜けてますねぇ。ライフ回復できない! ということも書いておけば、より危機感が増したぞ!
所詮、あっぷるぱいの「追い詰められた時の描写力」などこの程度よ……。
たぶん、突けばもっとボロが出てくると思います。
気になった人は是非とも探してみてくれ!(殴


>> この超絶技巧デュエル……まさに、あっぷるぱいさんの、そしてプロジェクトシリーズの真骨頂という感じでした。
>> ……ふと、「このお話を読む前に、以下のお話を読んでおくことを推奨します。」に挙げられている最初のほうのプロジェクトシリーズを読み返してみると、デュエルがシンプルすぎて驚く……。あれプロジェクトシリーズってこんな感じだったっけ……。
>> ドラ○ンボールに例えるなら、原作第1巻の最初期から、最新の宇宙サバイバル編のごときインフレーション! まさに少年漫画の鑑と言っても過言ではない!

インフレは少年マンガの宿命だ!
初期のプロジェクトシリーズは、「デュエルはおまけ」程度の感じで書いてたので、今見るとデュエルがシンプルですね。
いつのころからかデュエルシーンがインフレし、それに合わせて文章量もインフレすることに……。
どうしてこうなったし!
(豆戦士さんからの影響があったのは言うまでもない)

とはいえ、今回みたいなデュエルを書くのは非常に疲れるので、次回はシンプルなデュエルにしたいなあと思ってます。
複雑なデュエルは考えるのも書くのも読むのも大変なので、何度もやってらんない!

……そんなこと言っときながら、次回作でもワケ分からん複雑なデュエルをしてたら笑ってやってください。


>> 触発された! 大いに触発された! 私もいい加減にマジで何かデュエル小説を書かなければ!
>> もう、この超絶技巧路線だとあっぷるぱいさんに勝てる気がしないので、私にしかできない新たな道を模索追求せねばなるまいな……。
>> というわけで、例によって例のごとく、青天井にめちゃくちゃ傑作な一本を、ありがとうございました!!!

楽しんでいただけたようで嬉しいです。書いて良かった! 投稿して良かった!
豆戦士さんの新作も楽しみに待っております!

というわけで、感想ありがとうございました!

Re: 番外プロジェクト ~斉場チユの最終試験~ 感想返信 - あっぷるぱい

2017/03/05 (Sun) 16:16:37

<拍手返信(2)>

>>安定の世界観云々を吹き飛ばすOCGカード使用...
>>ズァーク関連やEM魔術師などしっかり旬を抑えたデュエル構成はやはり天才か スマイルワールドの使い方は驚かされました

感想ありがとうございます!
OCGカードを容赦なく使うと、世界観もクソも無くなるぞ!
あれやこれや好き勝手にカードを組み込んでいった結果、あんなデュエルになりました。書くの疲れた!
楽しんでいただけたのなら何よりです。


>>リンク召喚とそのルール変更は二次創作界隈でも色々大打撃ですが、あっぷるぱいさんならいつかそれもネタにしたデュエルも期待してます!
>>久々に楽しかったです! ありがとうございます!

新ルールについては、ホントに頭を悩ますところです。
これまでとは色々と勝手が違ってくるので、気をつけないといけません。
エクストラデッキからモンスターを展開するのが難しくなったのは色々と痛い……。

とはいえ、いずれは新ルールで何かしら書いてみたいものです。
……リンク関連を小説で表現するのメッチャ大変そうだけどな!

というわけで、感想ありがとうございました!

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